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〒922-8522
石川県加賀市作見町リ36番地

リハビリテーションセンター

概要

部門紹介

リハビリテーションセンターは、高度かつ丁寧なリハビリテーション医療を目指し、技術と人間的交流を通して、個々の患者さんの生活を考えた理学療法・作業療法・言語療法を提供しています。
加賀市の中核病院として、急性期・回復期リハビリテーションの役割を担い、地域医療や福祉との連携をもとに、市の機関の機能を併せ持つ「地域連携センターつむぎ」と連携して、退院後スムーズに生活期リハビリテーションへの移行が出来るように支援しています。
技術の伝達や情報の発信を通じて、地域医療の発展のために、地域の他の病院と協力し、まちあい室講座・おたっしゃサークルなどを通して講演を行い、地域社会に貢献しています。

業務紹介

リハビリテーション医療とは、実用的な日常生活における様々な動作の実現を目的に、病気や怪我による後遺症や障害を来した場合に、社会復帰を目指すために行う治療の事を言います。
当センターでは、その治療を行う時に患者さんに寄り添い、サポートを行う3つの専門職がリハビリテーションに携わる仕事を行っています。
筋力・持久力・痛みなどの心身機能や歩行などの基本動作の能力の回復を目的にサポートやアドバイスを行う「理学療法士」、身体的な分野と精神的な分野に対して日常生活などの練習を行い社会生活復帰を目指す「作業療法士」、言語・聴覚を判定し心身機能やコミュニケーション能力に関するサポートを行う「言語聴覚士」、それぞれが医師の指示のもとにチームとなり適切な治療プログラムを実施しています。

当院リハビリテーションセンターの特徴

当センターの理念である「おもいやり」の心を常に持ち、質の高いリハビリテーションを提供しています。

3つのセールスポイント!
  • 365日のリハビリテーションを実施しています。
  • 従来からあるリハビリテーション治療に加え、国際レベルの手技、各疾患の専門認定、福祉住環境コーディネーターの認定などを取得し、疾患だけではなく環境に配慮を行い、全人間的アプローチが可能となるスタッフで構成され、医師・看護師・技術職と共にチームで対応しています。
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)、運動器リハビリテーション料(Ⅰ)、呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)、廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)、心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)、がん患者リハビリテーション料を取得し、患者とセラピストが1対1の個別リハビリテーションを実施しています。

スタッフ・資格

スタッフ数

スタッフメンバー 41名

職種
  • 理学療法士 26名
  • 作業療法士 13名
  • 言語聴覚士 2名

専門・認定資格

整形徒手療法(ノルディックシステム) 4名
がん患者リハビリテーション講習会修了者 15名
心臓リハビリテーション指導士 1名
日本糖尿病療養指導士 4名
福祉住環境コーディネーター1級 1名
福祉住環境コーディネーター2級 10名
日本理学療法士協会認定理学療法士 2名
臨床実習指導者講習会修了者 21名
国際ボイタ協会認定セラピスト 6名
3学会合同呼吸療法認定士 8名
心不全療養指導士 2名
介護支援専門員 8名
修士 4名

教育研修

人材育成指針

リハビリテーションセンターの教育理念は、医療人・社会人として高い倫理観と人間性、専門性を身に付けて積極性と問題解決能力を兼ね揃えたセラピストになるように支援しています。
育成方針には4つの項目を掲げています。

  • 病院の理念に基づいて、組織人として行動し、社会人としての自覚を身に付ける。
  • エビデンスに基づくリハビリテーションが実践出来る。
  • 多職種と協働して、安全で効果的なチーム医療を推進出来る。
  • 将来の目標を設定して、常に自己の能力開発に努める。

教育制度として人材育成のツールとして「キャリアラダー」を利用し、成長を促す道標として活用し、スキルチェックシートを使用し到達度のフィードバックを行っています。

新人教育プログラム

リハビリテーションセンターの新人教育は、社会人としての自覚を醸成し、法令や組織ルールを厳守し、業務内容の把握、必要な知識技術の習得を行い、チーム医療の一員として行動する事を目標にしています。
方法は、1人1人に各々先輩職員(プリセプター)がつき、マンツーマンの指導を行うプリセプターシップを基本として、チーム支援型制度を導入しています。業務マニュアルを用いて、臨床・リスク管理などを指導し、確実に安心して臨床業務を行うための支援を行い、勉強会、ケーススタディ、院内講習会での実技指導などを行いながら、プリセプターだけではなく全スタッフで指導、フォローを行い、共に考え成長する関わりを大切にしています。

職員からのメッセージ

当院では、整形外科、脳血管障害、呼吸器疾患、心疾患など多種多様な疾患を担当することができます。
そのため、多くの治療経験を積むことができ、さらに病棟や他スタッフの協力が手厚いため初めてみる疾患でも安心して介入することができます。
加賀市の医療に貢献したい方、多くの治療経験を積みたい方は是非当院で一緒に働きましょう!

2021年 金城大学卒業 理学療法士

臨床教育

金城大学・北陸大学・金沢リハビリテーションアカデミー・びわこリハビリテーション専門職大学・京都医健専門学校より実習生を受け入れています。

リハビリテーションセンターで実習される皆さんへ

リハビリテーションセンターでは、将来セラピストになる皆さんが、「良いセラピストになりたい」という想いを持ってもらえるように、臨床場面での教育をお手伝いさせてもらいます。

通勤について 通勤は学校で決められた方法に従ってください。
自動車の利用は可能ですが、事前に申し出てください。
通勤時の服装は常識の範囲内で、正装(スーツ等)の必要はありません。
実習初日について 集合場所:6F リハビリテーションセンター
集合時間:8時15分
当日は正面玄関より入ってください。
昼食について 昼食は、病院の売店、職員食堂の利用可能です。弁当等の持参も可能です。
持ち物について 内履き、一般的な検査道具、印鑑を持参してください。

*詳細については実習初日のオリエンテーションで伝えます。
*実習開始1週間前を目安に確認の電話連絡をしてください。

連絡先 加賀市医療センター 代表電話:0761-72-1188
リハビリテーションセンター 実習担当者

学会発表・論文等の業績

2021年
  • 演題:ロコモ度別にみた地域在住高齢者の体組成、身体機能・能力の比較

    学会名:日本運動器科学会

  • 演題:人工膝関節全置換術後におけるロコモティブシンドロームと転倒因子の検討

    学会名:全国自治体病院学会

2022年
  • 演題:人工膝関節全置換術後の「ロコモ25」の経時変化と術後1年間の転倒との関連性について

    学会名:全国自治体病院学会

2023年
  • 演題:人工膝関節全置換術後における四肢骨格筋量の経時変化について検討

    学会名:東海北陸理学療法学会

  • 演題:変形性膝関節症術後に対するdual-task walkingの効果

    学会名:全国自治体病院学会

  • 演題:回復期脳卒中片麻痺者の骨格筋に対する超音波画像診断装置を用いた筋評価指標の特徴

    学会名:東海北陸理学療法学術大会

  • 演題:当院における人財育成プロジェクトの紹介

    学会名:全国自治体病院学会