6東病棟

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6東病棟

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病棟の内容や特色

回復期における医療は、社会の高齢化に伴い需要が高まっている領域です。回復期とは急性期を脱し身体機能の回復を図る時期のことです。
回復期リハビリテーション病棟では、急性期を経過した患者さんへの在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供しており、特に急性期を経過した脳血管疾患や骨折術後等の患者さんに対し、日常生活動作の向上や在宅復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に365日提供する病棟です。

病棟スタッフの雰囲気

回復期リハビリテーションでは、患者さんが一日も早く快適な日常生活を送ることができるよう、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士、看護補助者、医療ソーシャルワーカーといった各職種がチームとなり、患者さん一人ひとりに合わせた看護を意識し、日常生活動作の回復や自立に向けてサポートすることを心がけています。患者さんとそのご家族と信頼関係を築きながら、ニーズを把握し、必要な看護や対策を考え、各専門職がそれぞれの役割を果たし、チーム医療における連携をとりながらおこなっています。

看護師長(キャプテン)からのメッセージ

回復期リハビリテーション病棟は医療行為が少ないため、スキルが身に付きづらいイメージがありますが、リハビリテーションを実施するためには合併症も含め全身管理が前提となります。日頃の観察が重要になるなど急変時も含めて医療的スキルを活かした看護が不可欠です。また、発症後に回復していくメカニズムを知るという点でも回復期ならではの経験や勉強ができ、その経過を見ることが回復期病棟看護師にとって最もやりがいを感じる瞬間です。リハビリテーションには時間がかかり直ぐに成果がみえないことがほとんどですが、患者さんと毎日接している看護師がわずかな進歩に気づいて経過を伝え患者さんご家族に前向きになっていただくことが出来ます。こうしたケアが回復期リハ病棟での看護師の重要な役割であり貴重な学びとなります。