金沢大学総合診療BSL実習・応用臨床実習 2018年度
今年も金沢大学から16名の5年生と5名の6年生が実習に来てくれました。
今年度は、「救急患者を数多く体験し、問診や診察など積極的に診療に参加する、静脈路確保やエコーを体験する」といったことを研修目標と考えていました。
期間によって症例にばらつきはありましたが、目の前の患者さんの病態を医師と共に考え、手を動かしながら、みなさん予想以上にモチベーション高く研修して大変やりがいを感じました。またヒントなしで腸腰筋膿瘍の単純CT画像を読影してくれた学生や急性の総腸骨動脈閉塞をエコーで診断してくれた学生など、知識・技術においても優れている学生がいて大変驚きました。
2019年度もクリニカルクラークシップで来てくれる学生がいるため、次年度も楽しみにしています。
スプリングキャンプなど別イベントも企画していますので、また是非みなさん参加して下さい。
お疲れ様でした。
救急処置に自分が積極的に参加できたのは凄く勉強になり楽しかったです。
なくて良かったものは特に思い当たりません。
朝の勉強会もとても面白かったので、そのような機会を増やして頂けたら嬉しいです。
エコーやルートなど、自分で実際に手を動かす機会をいただけてよかったです。
心電図・スパイロの2日間は、少し長く感じました。
良かった点:手技を一通り体験できる、思考のプロセスを追体験できるように丁寧に解説して頂ける、学生を放置することがなく置いてけぼりの実習がない、など切りがありません。
なくて良かったものはありません。
外来見学ももう少ししたかったのですが、同じ部屋に2人以上実習生がいるとさすがに邪魔かなと思い下の学年の子に譲ったら、結局2人とも何もしない時間も結構あったので、上手く決められたら良かったなと思いました。
運なので仕方ないですが、救急搬送の数が少なかったので少し寂しかったです。
指導を受ける上でも物理的なスペースの点でも一度に実習できる学生は2人が限界のように感じました。また、朝カンファは大変勉強になる機会だったので、同様の勉強会がさらに多くても良いかもしれません。(先生方はお忙しいと思いますが…)
ルートや採血の手技も非常に大切ですが、個人的にはエコーをたくさん当てられた事が勉強になり凄く良かったので、今後の実習生の子にもその機会がたくさん与えられたらいいなと思いました。
お忙しい中、所見の取り方を手とり足とり教えて頂き、初めて実習が楽しいと思えた場所でした。(5年時も含め)
私の本当にしょうもない質問にも答えて下さり、感謝の気持ちしかありません。もっともっと勉強しようと改めて思えた1ヶ月間でした。本当に楽しかったです。終わってしまうのが悲しいです。ありがとうございました。
大学でできないような実習をさせていただいて、とても濃い1ヶ月間でした。
本当にありがとうございました。
クリニカルクラークシップの4週間ご指導ありがとうございました。あっという間でした。典型的な症例から難解な症例まで大学病院の実習では体験できない様々な機会に恵まれた素晴らしい実習だったと思います。常に新しい発見があり知的好奇心を刺激される毎日でした。今思えば、先生方はいつもほんの少し高い到達目標を設定してご指導してくださったように思えます。あたかもニンジンを目の前に吊るされたお馬さんのように、ニンジンめがけて私は疾走しました。このニンジンは手が届きそうで届かない絶妙な距離にあって、必死に食べようとする私は途中で燃え尽きることなくモチベーションを維持して実習に取り組むことができました。さすが先生方、指導力が高いと感嘆した点であります。加えてしばらく走ると絶好の休息・栄養補給ポイントもあり、お腹も心も満たされた幸せな毎日を送ることができました。少々脱線してしまいましたが何より嬉しかったのは、先生方、看護師の皆さんの学生実習に対する姿勢でした。皆さんから次世代の医師を育てようとする心意気が感じられ、質問しやすい雰囲気があり、伸び伸びと実習に参加できました。感謝の気持ちでいっぱいです。
BSLと合計で5週間以上お世話になった病院を離れるのはとても寂しいのですが、この勢いを保って残りの学生生活も日々精進していきたいと思います。ご指導ありがとうございました。