Study Meeting
病歴を特に重視した診断推論や画像読影(腹部を中心)などを研修医と共有します。
特別版 | 2021年6月23日(水)17:00~ 膵癌の治療中に指摘された含糖酸化鉄製剤によるFGF23関連低リン血症の一例 担当研修医:勝木先生 専門医:消化器内科 大幸先生 |
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加賀市医療センター 特別版研修医症例検討会を開催しました。
新型コロナウイルス感染対策として、適切な距離を保ち、マスクを着用するなど対策を行った上で開催しました。
今回は、研修医2年目 勝木 航志 医師が『膵癌の治療中に指摘された含糖酸化鉄製剤によるFGF23関連低リン血症の一例』という演題で発表しました。今回も複数診療科医師に加えて、看護師、その他技術系スタッフ、事務職などの多職種に渡る計34名のスタッフが参加されました。司会進行として内科 水冨 一秋 医師に、専門医として消化器内科 大幸 英喜 医師に来て頂きました。
「非専門領域における達成目標は学生、研修医、指導医全て同じ」というコンセプトのもと、参加者全員が学ぶことができました。冒頭に述べましたが、院長や多職種のスタッフが参加し“続ける”研修医カンファレンスが行われている教育病院は稀有であると思います。
勝木医師には、4週間の含糖酸化鉄投与で低リン血症をきたした1例を発表していただきました。
低リン血症時にはフェジン投与の鑑別もすべきで、長期間投与する場合には定期的にフォローの必要があることを解説されました。
発表を受け、参加された医師からは質問があがり、活発な議論が交わされました。
参加いただいた皆様ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。