科 | 到達目標 | 研修内容(方略) | 研修医の声(評価) |
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救急 ・ 総合診療科 |
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多様な主訴で来られる患者さんの初期対応を行います。上級医にレベルを常に確認いただきながら、検査オーダー、診断、他科への引き継ぎや患者さんへの説明など次第に任される範囲が増えていきます。一ヶ月に経験する症例は50症例を超えます。日中のCPA症例は研修医が全員呼ばれるシステムであり、役割分担しながら対応に当たります。 研修医1年目経験症例 救急・総合診療科 > |
内科 |
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最初は内科全科の入院患者を担当します。肺炎や心不全など頻度の高い疾患から、研修医の興味や進路にあわせて様々な疾患を経験できます。看護師、リハビリ、検査技師などコ・メディカルスタッフと多職種的にコミュニケーションをとりながら問題解決能力を養います。 上級医ごとに進め方は様々ですが、落としどころを探りながら患者さんを受け持ちます。 |
外科 |
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様々な一般・消化器疾患などの入院診療を上級医とともに担当し、全例の手術に参加します。必須研修では基本的な結紮・縫合処置、スコーピストを任されます。研修医室内に結紮・縫合のトレーニングキット、また院内に腹腔鏡のトレーニングボックスがあり、それらで修練を積むことも可能です。 |
小児科 |
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一般小児科診療を見学し、小児・保護者との関わり合い方や疾患に対する処置を学びます。健診外来や予防接種外来もあり発達やアレルギーに関しても知識を深めることができます。感染症などの入院加療についても学びます。末梢ルート確保を経験可能です。 |
産婦人科 |
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【分娩件数】 2018年度 204件(経腟155件・帝切49件) 2019年度 162件(経腟109件・帝切53件) 2020年度 130件(経腟 87件・帝切43件) 2021年度 126件(経腟 89件・帝切37件) 2022年度 143件(経腟100件・帝切43件)
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周産期管理では実際に腹部エコーで胎児計測を行い、発育を評価します。妊娠時期に応じた妊娠管理や合併症について知識を深めることができます。実際にお産に立ち会い、帝王切開術も見学します。婦人科疾患では問診で聞き逃してはいけないことや見逃してはいけない疾患への対応を重点的に習得することができます。 |
麻酔科 |
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【麻酔件数】 2018年度 1,520件(うち全身麻酔 875件) 2019年度 1,576件(うち全身麻酔 1,020件) 2020年度 1,291件(うち全身麻酔 905件) 2021年度 1,353件(うち全身麻酔 856件) 2022年度 1,372件(うち全身麻酔 841件) |
手術に際して気管挿管・末梢ルート確保・胃管挿入などを行い、麻酔の導入、周術期の管理に関しても学ぶことができます。気管挿管約50症例を経験しますので、自信を持って気管挿管を実施できるようになります。希望によっては脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔、末梢神経ブロックを経験することも可能です。 |
精神科 |
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4週の必須研修は加賀こころの病院で行います。 | 外来診療では新患の予診を取り、担当医へ簡単なプレゼンテーションを行った後に診療を見学します。診断のプロセスや診断基準、処方についても理解を深めることができます。入院診療では、認知症、気分障害、統合失調症、アルコール依存症の方を割り当ててもらい、担当医と相談しながら治療に参加します。 |
地域医療 |
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4週の必須研修は 珠洲市総合病院、市立輪島病院、公立穴水総合病院、公立宇出津総合病院、公立つるぎ病院の中から1箇所を選択し、4週間出向して僻地医療を体験します。 |
本院では内科外来の初診患者を上級医と相談しながら、問診、診察、検査、診断、治療と一連の診療を行います。研修医にファーストコールの体制で上級医と共に慢性期を含めた入院患者を担当します。診療所では定期通院の方の外来診療を行い、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリでは患者さんの生活の場に出向いて、環境に応じた医療の提供について体感できます。 |
整形外科 |
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初診外来を見学し、幅広い基本的な疾患の身体診察や検査も含めた初期対応について学ぶことができます。画像の見方や処置についても上級医から学ぶことができます。手術ではどこまで携わるかは希望を聞いて対応してもらえます。病棟での周術期管理やリハビリテーションにも参加することができます。 |
脳神経外科 |
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初診外来では問診と神経診察を実際に行い、診療の見学のみならず上級医と相談しながら参加できます。もの忘れ外来ではHDS-Rの評価を行い、診療を見学します。手術では助手として役割をもって、穿頭血種ドレナージやシャント術等に参加します。適宜ちょっとした課題について文献を調べてまとめ、カンファレンスで発表する機会もあります。 |
耳鼻咽喉科 |
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皮膚科 |
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外来診療がメインとなり、視診で皮疹の性状を正しくとらえて記載するまでの診断の基本を教わることができます。一人で対応しつつ上級医と相談しながら外来診療を担当します。各種試験や凍結療法等を経験し、外用薬の使い分けが身に付きます。入院患者も含めて多くの外用療法(外用薬処置)や外科療法に携わります。 |
泌尿器科 |
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外来診療では腹部エコーで残尿や前立腺の測定、膀胱・腎瘻カテーテル交換を行い診療に参加します。排尿障害全般に関して、泌尿器科特有の処方について病状ごとに学ぶことができます。手術では見学が主ですが術後に尿道バルーンの挿入を毎回行います。尿管ステントやESWLについても助手として経験できます。 |
外科の主要手術症例数
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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ヘルニア | 48(38) | 62(54) | 45(39) | 63(57) | 60(40) |
虫垂炎 | 29(27) | 37(34) | 32(30) | 34(33) | 29(27) |
胆嚢・胆管 | 47(42) | 62(56) | 45(39) | 61(58) | 41(38) |
大腸(結腸・直腸) | 65(44) | 54(37) | 53(38) | 57(44) | 43(30) |
胃・十二指腸 | 17( 1 ) | 15( 2 ) | 14( 2 ) | 13( 4 ) | 12( 3 ) |
乳腺 | 14 | 10 | 10 | 11 | 19 |
全身麻酔 | 268(156) | 297(192) | 258(157) | 304(203) | 262(151) |
総数 | 365 | 359 | 313 | 391 | 338 |
( )内は鏡視下手術症例数