救急患者の内訳

平成28年4月に加賀市民病院と山中温泉医療センターが統合され、南加賀地区における2次医療を担う病床数300床の中核病院として加賀市医療センターが誕生しました。

「救急搬送はことわらず受け入れる体制」を実践し、時間内は総合診療科(救急科)の医師3名が、時間外や休日は近隣大学病院からの協力を得て、内科系・外科系の医師各1名の2名体制で救急医療の強化を図っています。

統合前は、加賀市における救急搬送の3人に1人が市外や県外の医療機関に搬送されていましたが、統合後は、救急搬送依頼の98%以上を受け入れています。
詳細は次のとおりです。

救急患者収容件数

救急搬送

    4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
令和4年度 総数 246 246 248 307 339 261 286 299 284 254 220 252 3,242
うち入院 103 117 104 119 136 102 132 137 130 124 101 115 1,420
令和3年度 総数 129 144 197 230 255 260 218 278 256 275 214 246 2,702
うち入院 61 70 85 105 104 110 97 144 143 133 107 128 1,287
令和2年度 総数 194 210 214 198 274 241 268 210 214 256 213 206 2,698
うち入院 101 93 102 92 123 94 127 103 105 123 90 101 1,254
令和元年度 総数 236 199 222 248 313 229 229 216 257 251 219 198 2,817
うち入院 93 93 79 119 126 92 106 104 112 126 106 106 1,262
平成30年度 総数 194 187 208 243 250 227 253 227 238 256 202 212 2,697
うち入院 103 86 87 111 114 100 110 87 107 118 89 91 1,203
平成29年度 総数 238 220 217 251 239 197 216 259 248 295 267 225 2,872
うち入院 115 102 112 109 107 84 102 129 122 133 125 110 1,350
平成28年度 総数 217 207 232 242 217 227 222 259 264 251 237 217 2,792
うち入院 98 105 100 106 100 108 109 103 126 117 111 100 1,283

ウォークイン

    4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
令和4年度 総数 511 672 521 700 793 705 582 567 554 685 458 467 7,215
うち入院 75 60 70 83 79 76 78 65 54 56 42 64 802
令和3年度 総数 267 296 425 624 587 515 459 411 517 526 451 394 5,472
うち入院 40 46 39 84 75 67 55 72 72 75 65 74 764
令和2年度 総数 398 543 528 600 582 482 490 502 480 438 425 442 5,910
うち入院 58 76 61 69 81 60 55 62 69 62 66 68 787
令和元年度 総数 766 877 641 775 786 764 674 659 955 951 651 503 9,002
うち入院 71 93 71 92 71 84 79 88 83 64 75 85 956
平成30年度 総数 686 729 623 777 822 666 683 634 911 1,167 674 607 8,979
うち入院 89 92 82 107 92 77 85 75 105 94 65 99 1,062
平成29年度 総数 672 822 664 761 806 673 637 666 701 969 610 731 8,712
うち入院 71 81 82 74 64 75 87 83 73 72 64 67 893
平成28年度 総数 554 761 661 715 699 663 625 687 918 1,096 842 729 8,950
うち入院 52 91 77 69 73 86 62 76 82 99 66 74 907

救急収容患者の内訳

令和4年度

  • CPA:80例
  • 高次医療機関への転院が必要であった症例 41例

内訳

┣ 循環器疾患 11例
┣ 整形外科疾患・外傷 6例
┣ 消化器疾患 5例
┣ covid-19関連 5例
┣ 脳外科疾患 4例
┗ 中毒疾患 3例

令和3年度

  • CPA:82例
  • 高次医療機関への転院が必要であった症例 75例

内訳

┣ 循環器疾患(大動脈解離・破裂、急性冠症候群など)42例
┣ 整形外科疾患(頚椎損傷、開放性骨折など)6例
┗ 脳外科・神経内科・精神科疾患(くも膜下出血、自殺企図・中毒など)8例

令和2年度

  • CPA:96例
  • 高次医療機関への転院が必要であった症例 88例

内訳

┣ 循環器疾患(急性冠症候群、大動脈疾患(解離・急性閉塞など)不整脈、肺塞栓症など)48例
┣ 精神科疾患 8例
┣ 脳神経疾患(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、小児けいれん重積など)6例
┣ 外傷性疾患(脊椎・脊髄損傷、外傷性腎損傷、多発外傷、指切断、重症四肢損傷、開放骨折など)10例
┣ 内科疾患(重症感染、肝癌破裂・膵嚢胞破裂・急性膵炎など)6例
┣ Covid-19関連 5例
┣ 皮膚科疾患(顔面・気道を含む重症熱傷)1例
┗ その他 4例

令和元年度

  • CPA:95例
  • 高次医療機関への転院が必要であった症例 111例

内訳

┣ 循環器疾患(急性冠症候群、大動脈解離、大動脈瘤破裂、不整脈など)41例
┣ 脳神経疾患(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、髄膜炎など)13例
┣ 消化器疾患(イレウス、消化管穿孔、膵炎、腹膜炎など)13例
┣ 整形外科疾患(頚椎損傷、肝損傷、開放骨折など)12例
┣ 救急疾患(一酸化炭素中毒、熱中症など)5例
┗ 精神科救急疾患 4例

平成30年度

  • CPA:85例
  • 高次医療機関への転院が必要であった症例74例

内訳

┣ 循環器疾患(大動脈解離・破裂、急性冠症候群など)28例
┣ 整形外科疾患(頚椎損傷、開放性骨折など)4例
┣ 脳外科・神経内科・精神科疾患(くも膜下出血、脳炎、自殺企図など)17例
┗ 消化器疾患(消化管出血、腹部刺創など)8例

平成29年度

  • CPA:99例
  • 高次医療機関への転院が必要であった症例64例

内訳

┣ 循環器疾患(大動脈解離・破裂、急性冠症候群など)24例
┣ 整形外科疾患(頚椎損傷、開放骨折など)15例
┣ 脳・神経疾患(くも膜下出血、脳炎疑いなど)7例
┗ 救急疾患(一酸化炭素中毒、多発外傷など)7例

平成28年度

  • CPA:80症例
  • 高次医療機関への転院が必要であった症例50例

内訳

┣ 循環器疾患(大動脈解離・破裂・閉塞、急性冠症候群など)21例
┣ 重症感染症2例
┗ 脊椎損傷などの重症脊椎疾患4例

その他、「肺炎・尿路感染・皮膚感染などの感染症」、「気管支喘息」、「心不全」、「糖尿病性ケトアシドーシス・電解質異常などの代謝疾患」、「めまい」、「軽症外傷」など、地域におけるcommonな疾患の入院があります。

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