腎臓ケアセンター
部署の理念
患者さんに、安全・安楽な透析を受けて頂くために、良質な医療・看護を提供します。合併症を最小限にとどめ、より良い生活を送って頂けることを目標に、食事指導や日常生活指導を行います。板谷医院と協力・連携させて頂き「地域の透析患者さんに信頼される医療の提供」を目指します。

スタッフ紹介
センター長 | 水冨 一秋(副院長) |
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医師 | 日比野 真也 |
総括主任臨床工学技士 | 東 文一(透析液安全管理責任者) |
臨床工学技士 | 2名 |
看護師長 | 屋敷 靖子 |
看護師 | 15名 |
看護補助者 | 1名 |
業務紹介
施設概要
ベッド数48床(内On-line-HDF可能機23台・個室2床)
現在95名の患者さんが利用されています。
血液透析(HD):月水金のAM・PM 火木土のAMに行っています。
腹膜透析(PD)の導入から住宅での管理指導を行っており、現在4名の患者さんがいます。
その他の業務内容
- On-line-HDF(透析液を補液とし血液透析より多量の濾過透析が行える方法)
- 腹水濾過濃縮再静注術(CART)
- 移植コーディネート
- 血漿交換
- 血液持続濾過(CHDF)
- LDL吸着
- フットケア
- 慢性腎臓病(CKD)教育
透析管理と指導
手術適応患者さまや大学病院からの転院患者さまの受け入れを行っており、合併症をもった高齢者の方が多いです。
フットケア常任看護師がおり「足守るシート」を使って患者さまと共に、自己の足の観察を行い異常の早期発見に努めケアを行っています。
災害に備えて「透析カード」の作成・伝言ダイヤルなどで災害訓練を行っています。
シャントの自己管理とシャント異常の早期発見のための患者教育を行っています。
CKDステージ3、4をリストアップし、内科外来と連携し、早期にCKD指導にかかわっています。
セールスポイント
2018年度より、本格的にCKD患者指導を始めました。腎機能が低下してきた患者さんに対して、内科外来通院中より介入し面談を重ねてきております。透析導入となった患者さんには、透析と上手に付き合いながら自分らしく安定した日常生活を送って頂くために、食事・水分・体重・シャント管理について、個々に応じた指導を行なっています。また、ご高齢の患者さんが多いため、ご家族さんやケアマネージャー・地域の施設のスタッフの皆さんと連携し協力させて頂いています。
認定等
透析技術認定士 | 川口 修平、大河原 靖貴、上田 秀征 |
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ファーストレベル認定管理 | 屋敷 靖子 |
透析療養指導看護師 | 大田 一美 |
フットケア専門看護師 | 大田 一美、西野 司穂 |
臓器移植コーディネーター | 中西 綾 |
CKD患者は増加傾向にあり、透析予備軍として今後も透析導入患者さまが増えていくことが示唆されています。CKD対策推進には、早期発見が重要であり、かかりつけ医と腎臓専門医との連携を密に行い、行政・医師会・コメディカルと協力していきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願いいたします。