• 加賀市医療センタートップページ
• この病院について
• 各部署のご紹介
• 外来化学療法室

外来化学療法室

外来化学療法室とは

がん化学療法における抗がん剤の点滴や、関節リウマチや炎症性腸疾患（クローン病など）、皮膚疾患に対する生物学的製剤を使用する患者さんが、安心して治療を受けられる専用の部屋です。各科担当医師と専任看護師、専任薬剤師、栄養士、ソーシャル・ケースワーカーなどがチームとなり、安全で質の高い医療を心がけています。

概要

2016年4月、加賀市民病院（2006年4月開始）と山中温泉医療センター（2008年4月開始）の統合・新築移転に伴いリニューアルし、スペースもベッド数も拡充しました。
注射薬の調剤を行なう無菌製剤室も併設し、薬剤の管理もより安全になりました。

外来化学療法のメリット

最近では、がん化学療法は新規薬剤の登場により、治療成績が向上しています。特に合併症や副作用を抑える薬剤（支持薬といいます）の進歩により、入院しなくても安全に外来治療できるようになってきました。日常生活、社会生活を継続しながら受けられることで、経済面の負担を少なくし、家族の支えの中で安心して行なえ、精神的に穏やかな生活が送れます。

「安全」「安心」「効果的」に受けていただくために、スタッフが一丸となり対応していきます。

設備

• 電動ベッド7床、リクライニングチェア3床
• 液晶テレビ（各ベッド、チェアーに設置され無料で利用可）
• 室内専用トイレ2部屋（車いす対応トイレ、普通トイレ）
• 相談室
• 薬剤混合調製室（抗がん剤ミキシング室）、準備室

室内フロアー

快適な治療環境を提供するために明るく落ち着いた内装とし、ゆったりとした空間が確保されています。大きな窓からは白山連峰や鞍掛山、町並みが一望でき、「癒やされる」場になっています。給水器も設置されており、飲食可能で、長時間の点滴も音楽が流れる中でリラックスして治療を受けられます。

スタッフ

• 医師（当番医）、各科担当医師
• 看護師専任：3名
• 薬剤師専任：2名（がん専門薬剤師1名、外来がん治療認定薬剤師1名）

スタッフは看護師、薬剤師が専任し、病気に関することや生活についてのご相談や、薬剤に関すること、点滴内容や副作用に対する指導をパンフレットなど用いて行なっています。医療サービス課、栄養士など関連スタッフと連携し、チーム医療で患者さんの日常生活を支援していますので、お気軽にお声をかけてください。

診療・対象疾患

診療時間		月曜～金曜（土・日・祝日を除く）8：30～17：00
主な対象疾患	外科	胃がん、大腸がん、乳がん、膵臓がん、食道がん、胆管がん
	消化器内科	胃がん、膵臓がん、胆管がん、クローン病
	呼吸器内科	肺がん
	泌尿器科	膀胱がん、前立腺がん、腎臓がん
	婦人科	卵巣がん、子宮頚がん
	耳鼻いんこう科	咽頭がん
	整形外科・リウマチ科	関節リウマチ
	皮膚科	嚢胞性乾癬

サポート体制・電話相談について

治療中に家庭で体調を崩すこともありますので、早急に対処できるように必要時は、こちらから電話での確認をさせてもらっています。ご心配なことがあれば、随時ご連絡ください。

以下のような症状がある場合、病院に連絡をしてください。

※　熱が38.0度以上あるとき
※　嘔吐や下痢が続き、食事や水分がとれないとき
※　点滴をしたところが痛んだり、赤くはれたりしたとき
※　その他からだにいつもと違う異常を感じたとき

緊急時の連絡と受診について

連絡先

加賀市医療センター　代表TEL 0761-72-1188

受診方法

平日の8：30～17：15の場合

電話連絡してから各科の外来の受付をしてお待ちください。各科の医師が対応いたします。
（場合により、総合診療科の医師の診察となる場合があります）

平日の17：15～翌日8：30、または土、日、祝日の場合

日当直の看護師が電話対応いたします。必ず病院に連絡してから来院して診察をお受けください。
日当直医が診察いたします。